成人式の服装は何にする?マナーや選び方のポイントを解説

成人式

「成人式の服装は何を着ていけばいい?」
「女性が振袖以外を着るのはマナー違反?」

成人式を控え、このような疑問を抱えていませんか。

当記事では、成人式の服装マナーや、振袖を着る場合の選び方、注意点などを解説します。振袖以外の服装も紹介しているので、成人式の服装選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

また成人式の際は式典だけでなく、その後に行われる同窓会の服装も準備しておく必要があります。会場にもよりますが、同窓会の服装も一定のフォーマルさが求められることが多いためです。

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成人式の服装マナー

成人式の服装にルールはありません。そのため、明確に成人式で着てはいけない服はないといえます。

ただし、成人式は一人前の大人になったことを祝福する祝いの場です。また、自治体が開く公的な式典であり、市長や来賓の服装もフォーマルなものになります。

「必ずしもこれを着なければいけない」という決まりはありませんが、場の雰囲気を損ねない清潔感のあるフォーマルな服装で参加するのがマナーといえるでしょう。

あまりにもラフな格好だと、式典の参加を断られてしまうかもしれません。

ここからは成人式の一般的な服装を男女別にご紹介します。

女性は振袖が人気

女性は成人式の服装に振袖を選ぶ人がほとんどです。2023年に実施された新成人416名を対象に行われたアンケート調査では、女性新成人の約9割が振袖を着用したことが明らかになっています。

振袖は江戸時代に誕生し、明治時代ごろには未婚女性の第一礼装(和装において最上級の格式の着物姿)として定着したとされています。そのため、人生の節目となる晴れの舞台にふさわしい服装として、多くの女性に振袖に選ばれているようです。

また、日本では古くから「振る」仕草に対し、厄除けやお清めの力があるとされてきました。こうした縁起があることも選ばれる理由の一つであるようです。

参照:URULU「成人式 最新実態調査 2023

男性はスーツが一般的

男性は成人式にスーツを着用して参加するのが一般的です。さきほど紹介したアンケート結果によると、男性新成人の約7割は成人式の服装にスーツを選んでいます

前述のとおり、成人式の服装に特別な決まりはありません。そのため、大学の入学式で使ったリクルートスーツを着て成人式に参加する男性も少なくないようです。

スーツ以外の服装では袴も一定数の男性から人気を集めています。アンケート調査では、男性新成人の約1割が袴を選んでいることが明らかになっています。

参照:URULU「成人式 最新実態調査 2023

振袖以外の女性の服装は何がある?

振袖以外で考えられる女性の成人式の服装には、ドレスやスーツなどが挙げられます。これらの服装は振袖を着る場合に比べて経済的な負担が少なく、準備に手間がかからないことがメリットです。

加えて、ドレスはスーツよりも華やかで周囲と差をつけやすく、成人式後の二次会や同窓会にそのまま着ていきやすいこともメリットとして挙げられます。また、夏に成人式が実施される場合、振袖を着るより涼しく過ごせるのも魅力的なポイントです。

前述のとおり、成人式では一定のフォーマルさが求められます。パーティードレスであれば、フォーマルな衣装であるうえ華やかな印象を与えられるでしょう。

成人式の振袖選びのポイント

成人式の振袖を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • イメージやパーソナルカラーから色を選ぶ
  • 全体の印象を考えて小物を選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

イメージやパーソナルカラーから色を選ぶ

振袖の色は周囲に与えたいイメージやパーソナルカラーに合わせて選ぶのがおすすめです。

振袖はどのような色を選ぶかによって印象が大きく変わります。色別のイメージは以下のとおりです。

イメージ
刺激的・情熱的・エネルギッシュ
黄色・オレンジ明るい・元気・社交的
穏やか・優しい・爽やか
誠実・知的・クール
高貴・神秘的
清潔・純粋

基本的に好きな色を選んで問題ありませんが、どんな印象を与えたいかも踏まえて選ぶとよいでしょう。

自分に似合う色がわからない場合は、パーソナルカラーに合わせて色を選ぶのも一つの手です。パーソナルカラーとは、もともとの肌色や髪色などに調和する色のことです。

パーソナルカラーはWeb上のパーソナルカラー診断を利用したり、専門サロンや百貨店などで確認してもらったりすることで調べられます。

全体の印象を考えて小物を選ぶ

振袖に合わせる小物は、全体の印象を考えて選ぶことが大切です。帯やバッグ、髪飾りなど、小物の合わせ方次第で印象は大きく変わります。

最近ではレース付きの手袋やリボンがあしらわれたケープなど、振袖に洋風の小物を組み合わせる方も増えており、コーディネートの幅が広がりつつあります。手袋やケープは寒さ対策にもなるので、振袖とのバランスを見てぜひ取り入れてみてください。

どのような小物を組み合わせたらいいかわからない場合は、カタログやSNSなどでコーディネートをチェックしておくのがおすすめです。あらかじめ完成形のイメージをつかんでおくことで、小物選びをスムーズに進められるでしょう。

成人式の服装を振り袖にする際の注意点

振袖を着て成人式に参加する予定の方は、以下のポイントに注意が必要です。

  • レンタルは1~2年前に予約しておく
  • 振袖に合わせた髪型やメイクにする
  • 寒さ対策も忘れずにする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

レンタルは1~2年前に予約しておく

振り袖をレンタルする場合は、成人式の1~2年前に予約を済ませておきましょう。レンタルの振袖は数が限られているため、予約時期が遅くなると選べる柄の選択肢が減ってしまいます。

振袖の予約ピーク時期は3回ほどあり、以下のタイミングは予約が集中する傾向にあります。

  • 成人式の2年前(高校を卒業する年の1~3月頃)
  • 成人式の1年半前(大学の夏休み時期)
  • 成人式の1年前(成人式の振袖が返却されたタイミング)

成人式の半年前にもなると、選択肢が減るどころか、最悪レンタルが終了することもありえます。遅くとも成人式の1年前には予約を済ませておきましょう。

振袖に合わせた髪型やメイクにする

成人式では髪型やメイクもとくに決まりはありませんが、振袖を着る場合は装いに合わせた髪型やメイクをするのがおすすめです。

たとえば、アップスタイルは振袖の魅力が引き立つため、華やかさが求められる成人式にぴったりの髪型です。また、メイクも振袖の色に合わせたカラーを加えたり、普段よりやや濃く仕上げたりすることで、振袖に負けない華やかさを演出できます。

加えて、式典後の同窓会に参加する場合は、そのときに着るドレスやワンピースにも考慮しましょう。振袖と同窓会で着る服装の両方に合わせた髪型・メイクにすることで、同窓会参加までの準備が楽になります。

美容院にヘアセットとメイクを依頼する場合は、なりたいイメージをしっかり伝えておくことも大切です。「思い通りの仕上がりにならなかった」という事態を避けるためにも、参考にしたい髪型やメイクの画像を事前に共有しておくとよいでしょう。

寒さ対策も忘れずにする

成人式が寒い時期に行われる場合は、防寒対策も忘れずに行っておきましょう

振袖を着るときの防寒アイテムといえばファーショールが人気ですが、羽織りやすいコートやジャケットも用意しておくと便利です。

振り袖は袖口や足元が冷えやすいので、アームウォーマーを用意したり、足袋の下にストッキングを準備したりして対策しておきましょう。

また、雨や雪が降りそうな場合は、ブーツを用意しておくのも一つの手です。

成人式後の二次会・同窓会の服装選びも忘れずに

成人式後は二次会や同窓会が行われることが多いため、参加を予定している場合はそれに向けた服も準備しておく必要があります。

もちろん、振袖のままで参加してもマナー違反にはなりませんが、振袖は締め付けが強く、動きも制限されるため、パーティーには不向きです。

そのため、せっかくの同窓会を思いきり楽しむなら、やはり二次会・同窓会用の衣装は別に用意しておくべきでしょう。

成人式後の二次会や同窓会に参加するときの服装は、会場の雰囲気や参加者の規模など、TPOを意識して選ぶことが大切です。

会場はホテルやレストランが選ばれることが多いため、女性の場合はフォーマルかつ華やかな印象のドレスやワンピースを準備しておくとよいでしょう。

ここでは成人式の同窓会にふさわしい3つのコーディネート例をご紹介します。

袖あり配色レースハシゴ切り替えワンピース

大人の女性にふさわしい、総レースの切り替えワンピース。露出が少なく、上品で清楚な印象を与えます。ウエストがゴム部分になっており、成人式後の二次会や同窓会で快適に過ごしやすいのも嬉しいポイントです。

2wayケープトップスIラインワンピース

ボレロとインナーの2WAYで使えるトップスとIラインワンピースのセット。スリットの入った袖が抜け感をプラスし、こなれた雰囲気を演出します。カジュアルなシーンでも使いやすいワンピースです。

異素材ドッキング大花柄ラメレースワンピース

異なる2つの生地を組み合わせたドッキングワンピースです。大きい花柄のラメレースもさることながら、2段になったフレアスカートが周囲の目を引きます。華やかさを出しつつ、個性も大事にしたい方にぴったりです。

同窓会の服装については、こちらの記事でより詳細に解説しています。

成人式後の同窓会の服装はレンタルがおすすめ

成人式で着る振袖は、購入・レンタルいずれも数十万円ほどするのが一般的。さらに美容院でヘアメイクを行う場合は、その分の費用も追加でかかります。

これに加えて同窓会用の服を用意するとなると、やはりどうしても金額が気になってしまうところです。きちんとしたドレスはそれなりの価格がするため、振袖のランクダウンを検討したり、持ち合わせの服で妥協したりする方もいるでしょう。

しかし、せっかく久々に友人と会うのですから、やはり式典も同窓会もおしゃれにしていきたいですよね。

そこでおすすめしたいのが、ドレスのレンタルサービスです。フォーマルウェアのレンタルサービスを行うLULUTIなら、6,600円から高品質なドレスをレンタルできます

定期的に新作も入荷しているので、トレンドのドレスもお手頃価格で利用可能です。また、レンタル料金にクリーニング代も含まれているのも嬉しいポイント。使用後はお届け時のダンボールに商品を入れ、同封の伝票を貼って返却するだけでOKです。

成人式の出費が気になるけど、振袖もヘアメイクもドレスも妥協したくない!」という方は、ぜひLULUTIを活用してみてくださいね。

まとめ

成人式の服装にルールはありませんが、女性は振袖やドレス、男性はスーツで参加するのが一般的です。

振袖は色や合わせる小物で印象が大きく変わるため、完成形のイメージをつかんでから選びましょう。ただし、レンタルの場合は予約時期が遅くなると選択肢が少なくなるため、早めに準備を進めておくことが大切です。

また、成人式では式典に参加するときの服装だけでなく、その後に行われる二次会や同窓会へ着ていく服も決めておく必要があります。

「振袖代やヘアメイク代でドレスやワンピースを用意する余裕が無い」という方は、ぜひレンタルサービスの活用も検討しましょう。

LULUTIは、成人式後の二次会や同窓会にぴったりなフォーマルウェアが6,600円からレンタル可能です。トレンドを押さえたドレスやワンピースも多数揃っているので、成人式後の二次会や同窓会に着ていく服で悩んでいる方は、ぜひLULUTIのラインナップをチェックしてみてください。

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