年齢問わず着こなせるブラックドレスですが、マナーやポイントをしっかり押さえた上で着こなすとよりお呼ばれ結婚式を安心して楽しめますね。この記事では今人気の黒ドレスについてご紹介していきます。
基本的な結婚式での黒ドレス着用のマナー
以前は「お祝いの場に黒は非常識」と言われていましたが、時代の変化とともに、黒ドレスは着回しがきいたり、さまざまなシーンで活躍する点から、結婚式にも着用されるシーンが増えてきました。

お呼ばれ結婚式で黒ドレスを着用する際に気をつけたいこと
-全身真っ黒コーデは避ける
黒ドレスは年々許容範囲が広がってきていますが、全身真っ黒コーデはNGです。喪服を連想させ、暗く重たい印象になりがちです。結婚式ということを考慮し、場に華を添える意識を持ちましょう。
また、黒ドレスだからと言って黒ストッキング着用もNGになります。黒ストッキングも黒コーデ同様に喪服を連想させてしまうからです。ベージュ系のストッキングを必ず着用するようにしましょう。
-素材感で黒の重たさを軽減しよう
黒は色の特性的に重たくみられがちです。黒ドレスを選ぶ際は、レース素材のものや、軽やかな素材(チュールやオーガンジー)がオススメです。レース素材は上品な雰囲気を演出し、部分的にでもレースが使われているドレスを取り入れてみましょう。
また、黒ドレスに動きを持たせるポイントとして光沢感があるシルクやサテンを選ぶのも良いでしょう。照明の光で反射して輝くので動きが出て黒の重たさを軽減できます。
-ストールや羽織など小物を華やかなものをチョイスする
黒ドレスにストールや羽織などを華やかな色味をチョイスすることで重たさを軽減でき、雰囲気を明るく見せてくれます。ラメ入りのゴールド系のショールや、ベージュ・アイボリー系のボレロなど合わせるのがオススメです。
また。小物でアクセントを加えるのもオススメです。同系色でまとめたり、差し色を入れたり工夫してみましょう。
黒ドレスに合わせたい小物の色味は?
-ゴールド系
黒にゴールドを合わせると、上品さが出て華やかな印象になります。ゴールドにも種類がありますが、ベージュとゴールドの中間と言われているシャンパンゴールドがオススメです。
ゴールドほど輝きが強くないため、女性らしいふんわりとした輝きを演出できます。控えめなゴールド系なので、ショールや、クラッチバックの色味に使うのが良いでしょう。
-シルバー系
ゴールドに比べて、少しシック感を演出できるシルバー系。黒ドレスの素材がレース系だったり、リボンがあしらわれていたり女性らしいドレスの場合にはシルバー系の小物を使うことでキュッとコーデを引き締めてくれます。
シックな印象を持たせられるシルバー系ですが、オススメのシーンは目上の人である、上司や先輩の結婚式などにオススメです。
-ビビットカラー系
黒ドレスに少し重たさがある場合や、あまりデザインに特徴がない場合にビビットカラーはオススメです。ビビットカラーでもオススメなのは、ピンク、イエロー、グリーンやブルーなどです。この時パステルや、くすみカラーではなくビビットカラーの方がパキッとして良いでしょう。
ですが、ビビットカラーの分量が全体で多すぎると派手すぎて悪目立ちしてしまう可能性があります。ベルトや靴などワンポイントで使うのがオススメです。
-レースやスパンコール系
黒ドレスがサテン生地や、シルクなどの場合、小物系でレースやスパンコールを使うのがオススメです。色味は黒でもこの場合問題ないでしょう。素材感が強めなので、黒っぽくなく光の具合で見え方が変わるのでゴールドやシルバーに抵抗がある方にも取り入れやすい素材です。
レース系だと女性らしくゴールド系の代わりに、スパンコール系だとビビットカラーの代わりに。という感覚で使えるのでドレスとの生地感の差を意識してコーデのポイントに使ってみてください。
黒ドレスだからこそチャレンジしたいデザイン!
-ビジュー付きドレス
黒ドレスは、他のカラードレスとは違い地味になりやすいカラーです。光の具合でも基本的に動きが少なくなりがちです。そんな時はドレスのデザインにこだわってみましょう。
首元や胸元、または袖にビジューがついているドレスであれば華やかさがプラスされ女性らしさを表現することができます。首元にビジューが付いているドレスの場合はアクセサリーが不要になるためコスト的にもおさえられるのでオススメです。
-リボン付きドレス
他のカラーだと少し派手に見えがちなリボン付きのドレス。リボン付きの黒ドレスを着る場合は素材感が派手すぎないもの、女性らしすぎないものをチョイスすると良いでしょう。
大きめのリボンが腰元についていても可愛くなりすぎず、シックに着こなせるのが黒ドレスの特徴でもあり、良さでもあります。
-レース素材ドレス
レース素材は元々女性らしさを演出してくれる素材。ドレスのデザインが少しセクシーな場合や、シンプルな場合でもレース素材というだけで上品さが生まれます。
「全身総レースには抵抗がある」という方は、胸元や袖、裾部分など一部レース素材になっているドレスがオススメです。
おすすめの黒ドレスの5選!
袖あり異素材ウエスト切替プリーツワンピース ブラック
このドレスは袖がレースに、下半身部分がプリーツになっている切替ワンピースです。露出が少なすぎず多すぎないので、黒ドレスを綺麗に着こなしたい人にオススメです。この場合合わせる小物は、素材系よりも色味重視にしましょう。色味だとゴールド系がオススメです。
七分袖総シアーレースロングワンピース ブラック

上のドレスとパッとみた感じでは似ていますが、このドレスは全体がシアーメインで透け感重視のドレスです。上のドレスに比べて露出が増え黒ドレス特有の重たさがなく軽やかさを出したい時などにオススメです。小物はパール系や、スパンコール系がオススメです。
ノースリーブ胸切替胸下レース重ねロングドレス ブラック
このワンピースドレスは、レース感が強めのドレスで、初めての黒ドレスデビューにオススメです。黒ドレスの中でも女性らしさを演出してくれます。合わせたい小物は上品さをプラスしてくれるようなゴールド系がオススメです。
5分袖シンプルレトロワンピース ブラック

シンプルでレトロ感あるワンピースですが、今の流行りのワンピースと型が近く、小物次第で変芸自在なドレスです。また、着る人の雰囲気でも変わるドレスで、個性を出したい方にオススメです。シック感が強いドレスなので合わせるアイテムはシルバー系がオススメです。
アクセサリー付袖フリル前タックワンピース

このドレスは他の黒ドレスに比べて丈感が短く、胸元にすでにアクセサリーがついているドレスです。袖がフリルになっていたり、ウエスト部分で少し絞られていたり、上半身のスタイルアップが得意なドレスです。
体型のお悩みで下半身よりも上半身にお肉がつきやすい人にオススメです。合わせる小物の素材としてはドレスに素材感が強く出ていないので、レース素材などの小物がオススメです。
黒ドレスは華やかさを意識して選ぶと◎!
いかがでしたか?黒ドレスと一言で言っても、素材感やデザインが違えば重たさや雰囲気がガラッと変わります。黒ドレスは着回しも抜群ですが、何着も買うのは大変ですよね。
