普段のお呼ばれ結婚式とは違うマタニティ期でのお呼ばれ結婚式。「当日までどのくらいお腹が大きくなるのかイメージできない」「体調に考慮したいけど気を付けるポイントは?」「赤ペタンコ靴を履きたいけどマナー的に大丈夫?」など様々なお悩みや不安があるかと思います。
この記事では、マタニティドレス選びのポイントや、着用する際の注意点、結婚式に参列する際の注意点などをご紹介していきます。
妊娠中に参列する際の注意点
結婚式に行く前に主催者側に妊娠中であることをあらかじめ伝えておくようにしましょう。突然の体調の変化や、アルコール提供の有無など事前に知らせることで主催者側も配慮してくれ、お互いが安心して結婚式に行く、来てもらうことができます。
もしもの時のために必ず母子手帳や健康保険証を持参するようにしましょう。日常生活とは違う環境や、冷房暖房の有無など、身体に予期せぬ負担がかかる場合があります。
身体に異変を感じたら近くにいるスタッフに相談し、途中退席させてもらうか、別室で安静にさせてもらえるかなど、身体を第一に気遣うようにしましょう。

マタニティドレスを着る際のポイントや便利アイテムとは?
-ゆったりめのシルエットドレスを選ぶ
妊娠中のドレス選びで注意したいのは、バスト周りのサイズ感です。お腹周りだけでなく、バストサイズも大きく変化することがあります。上半身の締め付けは、お腹の赤ちゃんに影響してしまう場合があります。
結婚式では立ち座り、食事をしたりと動く場面が多くあります。その際に窮屈に感じないように、ゆったりとしたドレスを選ぶようにしましょう。ドレスを選ぶ際には、現在の「アンダーバストやバストサイズ」を確認しましょう。
サイズ選びを間違えてしまうと、バストが苦しかったり、首回りがキツかったり、ドレスのファスナーが上がらなかったりする可能性があるので注意しましょう。
-足元はローヒールやノーヒールで
通常フォーマルな場の結婚式には、ヒール有りのパンプスがマナーとされています。ですが、小さい子供連れの場合や、妊娠中の場合にはローヒールやノーヒールでも問題ありません。
妊娠中の場合は、浮腫みやすかったり足元に負荷がかかると変に力が入ってしまったり、腰に負担をかけてしまうかもしれません。
ローヒールを履く場合はヒール部分が太いものを選びましょう。体重が分散されることから、足が痛くなりにくいでしょう。ノーヒールの場合バレエシューズなどのシンプルデザインのものを選びましょう。
-体温調整しやすい羽織
妊娠中は普段に比べて気温の変化に敏感になりがちです。会場内の空調も、周りの人にとっては快適温でも、自分にとっては暑すぎたり、寒すぎたりしてしまうかもしれません。そんな時の体温調整アイテムとしてストールや羽織などを活用すると良いでしょう。
冷えやすいお腹はもちろんのこと、二の腕や肩周りなども冷えやすい部分です。袖ありのデザインのボレロやジャケットよりも、ショール・ストールだと膝掛けにもできて足元の冷え対策としても使うことができます。
-ペチコートなどのインナー
普段身につけているマタニティウェアや、インナーを着るようにしましょう。それに加えて、色味が薄いドレスや、素材が透け素材のあるものの場合インナーなどが透けてしまう場合があるのでペチコートなどのドレス用のインナーも用意しておくと安心でしょう。
冷えが気になる場合には、お腹周りのサポーターなど用意してもいいかもしれません。程よい圧迫感を目安に選んでみてくださいね。
春夏秋冬それぞれの季節で気をつけたいドレス選び!
-春
朝はひんやりとしていますが昼は過ごしやすく感じられる季節で、その日によって大きく体感温度が変わりやすい時期です。インナーは薄すぎないものを選ぶようにしましょう。会場までカーディガンを羽織って行くと式の時間が早い場合、朝の寒さ対策にもなります。
ドレスは膝より少し下くらいの丈感で、春の日差しは温かみがありますが、風は少し冷たく感じられることが多いため、素材は少し厚手のものを選ぶと良いでしょう。ストールや羽織は薄手のものでサラッと羽織れるものがオススメです。
-夏
冬と反対で暑さ対策をしっかりと行う必要がある季節です。外での熱中症はもちろんですが、最近では室内での熱中症も増えてきています。インナーは吸水加工されているものや、暑さが苦手な場合は体感がヒンヤリするものを選びましょう。
ドレスの丈感は膝より少し下くらいで、素材は軽めのもの薄手のものがおすすめです。インナーやドレスが薄い分、羽織やストールなどは少し厚手のものでも良いでしょう。
-秋
朝と夜の寒暖差が少しずつ気になる季節。朝は涼しくても、昼には暑かったりするので気温の変化に十分注意する必要があります。
インナーは厚すぎないものを着たり、途中で脱いだり着たりできるようなものや、カイロを忍ばせておくと良いでしょう。ドレスは丈感が長めのもので、素材は厚すぎないものを選びましょう。体温調整は羽織やストールで行うのがオススメです。
-冬
冬は特に寒さ対策をしっかりと行いましょう。基本的に寒く、前日に雨や雪が降った場合には歩道が滑りやすくなっている場合もあるので、式場への行き帰りはブーツや履きやすく歩きやすい靴を持参したりしましょう。
インナーやペチコートは体感が温かく感じられる素材を選び、カイロを貼ったり毛糸パンツを着用したりして工夫しましょう。
ドレスは袖が長めのもの、厚めの素材で作られているものがおすすめです。ドレスが厚手の場合、羽織も厚手だと着膨れしてしまったり、腕がキツかったりするかもしれません。ドレスやインナーで寒さ対策を徹底し、ショールなどで少し寒さ対策をプラスするような気持ちで選ぶのがポイントです。
妊娠月齢別のおすすめドレス3選!
-妊娠初期(1ヶ月〜4ヶ月)
この時期は体調が不安定で、つわりのピークを迎えます。トイレの回数が増えたり、お腹の張りを強く感じるタイミングです。ドレスの選び方のポイントとして、締め付け感のないゆったりとしたデザインのドレスを選ぶようにしましょう。
袖あり総レースIラインロングワンピース パープル

-妊娠中期(5ヶ月〜7ヶ月)
つわりが落ち着き始め、体温が少し高くなるこの時期、しっかりと羽織で体温調節することが大切です。ドレスを選ぶポイントはウエスト周りがゆったりしたもので、ドレッシー感のあるものがオススメです。
袖あり花柄刺繍シアーレース切替えシフォンプリーツワンピース アーミーブルー

-妊娠後期(8ヶ月〜10ヶ月)
妊娠後期はお腹が大きくなり、歩くのも大変な時期です。浮腫みを感じやすい時期でもあルので、羽織やストールなどで足元含め、体温調整をしましょう。ドレスの選び方として、お腹周りにしっかり余裕のある、Aラインのワンピースドレスがオススメです。
総レースインナー付きバックリボンワンピース チャコール

マタニティドレスはレンタルがおすすめ!その理由は?
マタニティドレスは普段のサイズより大きいサイズを着用することが多いため、着用できる機会が限られています。賢く着るなら、断然買うよりもレンタルドレスがオススメです。
